​センター長挨拶

現代社会においては、さまざまな調査と数量的な情報処理が行われており、​大学での勉学、研究には不可欠と言ってよいほど重要性をもつようになっています。たとえば、ゼミの課題で社会調査を行なって集計するとか、修士論文作成にあたって政府統計や既存の調査データを二次利用して再分析を行なうといった機会は、社会科学系の学部・研究科はもとより、人文系、理工系の学部・研究科においても、しだいに増加しているものと思われます。  立教大学では、学生・教員の情報処理を支援するため、すでにメディアセンターを立ち上げていますが、メディアセンターの業務は情報環境の整備とコンピュータの使用方法を中心とするものであり、調査を行なうことや、コンピュータを利用しての統計的分析、政府統計など既存データの活用などについては、支援の体制は整えられていませんでした。

社会情報教育研究センター(CSI)は、このような現状に鑑み、メディアセンターの業務を越えるさまざまな支援活動を行なうことを目的として、2010年に発足しました。本センターは、政府統計の利用を支援する政府統計部会、社会調査の実施を支援する社会調査部会、統計リテラシーの修得と向上を支援する統計教育部会の三つからなり、三つあわせて、調査と数量的情報処理を総合的に支援しようとするものです。  本センターでは、専任の助教と学術調査員が交代で学生・教員の相談に対応しており、また、さまざまな講座、講習会等も実施しています。さらに、調査と統計分析の教育方法について、鋭意研究を進めています。どうか本センターを積極的に利用して、勉学と研究に役立ててください。

社会情報教育研究センター長 松本 康